園芸植物

今日は深草キャンパスの近くの家々に植えられている、いろいろな園芸植物を観察しました。
また、谷垣先生が気温を計るための機械を持ってきていて、それでいろいろな場所の気温を計りました。

見つけた園芸植物は
ナデシコ
ナデシコ 日本
フランネルソウ 南ヨーロッパ

シソ科
シソ 中国 ヒマラヤ ビルマ
ペパーミント ヨーロッパ
サルビア ブラジル

ヒノキ科
スギ 日本

ベンケイソウ科
ベンケイソウ 中国

ユキノシタ
ヒマラヤユキノシタ ヒマラヤ山脈周辺

アロエ
アロエ 南アフリカ大陸南部

ナス科
ペチュニア 南アメリカ

ラン科
シラン 日本

ネギ科
ニラ 中国西部
 
オトギリソウ科
オトギリソウ 日本

キキョウ科
ホタルブクロ 日本
キキョウ 日本

ツリフネソウ科
ツリフネソウ

サクラソウ
シクラメン 地中海地方

アカネ科
クチナシ アジア アフリカ

モチノキ科
イヌツゲ 日本

ゴマノハグサ科
ジギタリス

アケビ
ムベ 日本 中国

キンポウゲ科
デルフィニウム ヨーロッパ アジア 北米 アフリカ山岳地帯

トクサ科
トクサ 北半球の温帯

ウコギ科
ヤツデ 日本

ツバキ科
サザンカ 日本
チャ(カメリア シネンシス) 中国南部?
ヤブツバキ 日本

セリ科
ビャクシ 中国

フウロソウ科
ゼラニウム 南アフリカ

カタバミ科
ムラサキカタバミ ブラジル(南アメリカ

ミズキ科
セイヨウハナミズキ 北アメリ
アオキ 日本


マキ科
イヌマキ 中国

モクセイ科
ヒイラギ 東アジア
ネズミモチ 日本

キク科
ガザニア 南アフリカ
ミヤコワスレ 日本
フジバカマ 中国
マリーゴールド メキシコ
ダリア メキシコ

ノウゼンハレン科 
キンレンカ 南アメリカ

バラ科
カリン 中国東部 
バラ 日本
オランダイチゴ オランダ 南アメリカ産のものと、北アメリカ産のものを掛け合わせたらしい
ナシ 中国
コデマリ 中国
ビワ 中国

メギ科
ナンテン 中国

ドクダミ
ドクダミ 日本

ケシ科
タイツリソウ 中国

ユリ科
アガパンサス 南アフリカ
チャボリュウ 日本
オモト 日本

スミレ科
パンジー ヨーロッパ

エゴノキ
エゴノキ 日本

でした。

計った気温と場所は


10時53分 龍谷大学東門付近
    コンクリート       日陰 29.6℃
                 日向 45.3℃

    木陰           日陰 30.5℃
   
    土 クスノキの下     日陰 33.4℃
                 日向 47.0℃

11時  住宅地
    アスファルト(打ち水)   日向 39.2℃
    アスファルト       日向 43.1℃

11時半  住宅地
     コンクリート       日向 38.1℃   
     葉の表面    日向 25.5℃

園芸植物は、調べてみると日本産や中国産が多くを占めていました。
やっぱり、家で植えたりするのはその地域の気候に合った植物のほうが育てやすいからなのかと思いました。

気温を計ると、日向と日陰で10〜20℃ほど違いがありました。
また同じ日向でも木の床のほうが、コンクリートよりも気温が低かったです。
打ち水には気温を下げる効果があるということもわかりました。実際体感できるぐらい下げようと思ったら、地域で一斉に大量の水を撒くとかしないといけなさそうですが……
実際に計って数字を出してみることで、コンクリートの照り返しの激しさがよくわかりました。
あと、白いタオルを巻いた人の頭の温度と、そのままの黒髪の人の頭の温度もぜんぜん違うようで、何も被ってないよりも、帽子をかぶったりタオルを頭に巻くだけでも暑さ対策にはなりそうだと思いました。

野鳥観察

今日は桃山御陵で野鳥観察をしました。


今日見つけることができた鳥は

ヒヨドリ スズメ目ヒヨドリ
ハシブトガラス スズメ目カラス科
シジュウカラ スズメ目シジュウカラ科 
ウグイス スズメ目ウグイス科
メジロ スズメ目メジロ
キビタキ スズメ目ヒタキ科
スズメ スズメ目スズメ科
コゲラ キツツキ目キツツキ科

でした。

ほぼスズメ目ということに驚きながら調べていたのですが、鳥類の半分くらいはスズメ目だということがわかりました。メジロは目の周りが白いのが名前の由来ですが、歩いているすぐ近くの木に来たので目の周りの白い部分まではっきりと観察することができました。
日本以外の言語でも、その部分に由来する名前がついているようです。
「鶯色」が実はメジロの色だったという話を聞いて、今回はウグイスをしっかり見ることはできませんでしたが、近くで見る機会があればどっちが自分の思う「鶯色」に近いか見比べてみたいと思いました。

三栖閘門資料館

今日は三栖閘門資料館に行きました。

三栖閘門は伏見港と宇治川を結ぶ施設として1929年に造られた、2つのゲートで閘室内の水位を調節し、水位の違う濠川と宇治川を繋いで船を通す施設です。
昔はたくさんの船が閘門を通って、伏見と大阪の間を行き来していたようです。
今では、道路や鉄道の発達にともない、交通には利用されていないようです。

資料館はかつて閘門の操作室として使われた建物を復元したものでした。

資料館には、60分の1サイズの閘門の模型がありました。それによると、閘門は濠川側の前扉室と宇治川側の後扉室、それに挟まれた閘室で構成されていて、濠川にやってきた船が閘門に近づくと、前扉室が開き、船が閘室に入り、前扉室が閉まります。水路から閘室の水が汲み出され、水位が下がって宇治川と同じになり、後扉室が開き、船が宇治川に進むという仕組みでした。
宇治川から濠川へ入るときは、水路から水を汲み入れ、閘室の水位を上げて濠川と同じにします。前扉室が開き、船は濠川へと進んでいきます。

琵琶湖から流れ出る川が1本だけで、その川が瀬田川宇治川、淀川と名前を変えながら大阪湾に注いでいること、そして昔の人はその流れを使って物資や人を運んでいたということがよくわかりました。


資料館とは関係の無い話なのですが、
資料館の近くで2羽のハトが並んでたので見ていると、交尾を始めました。
鳥の交尾って一瞬なんですね。
というか、動物が交尾をする瞬間を生で見たのは初めてだったので、驚きました。

伏見の名水

今日は伏見の名水を飲み比べに行きました。

飲んだ水は
御香宮神社の御香水(日本の名水百選の一つだそうです)
板橋白菊の井戸水(小学校の敷地内にあったので驚きました)
の2ヵ所でした。

飲んだ感想は白菊の井戸水のほうがおいしいと感じました。
ただそっちのほうが冷えていたからそう感じただけかもしれませんが……

神社に置いてあったスタンプラリーの紙によると、伏見は「伏水」とも書かれたほど、良質の地下水に恵まれているようです。(地下水のことを伏し水とも言うそうです)
先生方の説明では、この地下水は琵琶湖から宇治川を通じて流れてきたものが溜まったものということでした。
スタンプラリーの範囲だけでも、黄桜や月桂冠など有名なお酒の会社がありますし、フィールドワークで行った大山崎町にはウィスキーの工場がありました。
おいしいお酒を造るためには、おいしい水が必要だということがわかります。

フィールドワーク(稲荷山)

今日のフィールドワークは稲荷山に行った。
途中でかなり立ち止まりながら行ったので、稲荷山についた頃には授業の時間が半分過ぎていた。

・稲荷山とそこに行くまでで見つけた植物
モクセイ科 ヒトツバタゴ(通称、なんじゃもんじゃの木というらしい)
ニレ科 ムクノキ
ニレ科 エノキ
ニシキギ科 マサキ
ユリ科 チャボリュウ
ミズキ科 アオキ
ツユクサ科 ムラサキツユクサ
バラ科 カリン
ツバキ科 サカキ
ツバキ科 ヒサカキ
ツバキ科 ハマヒサカキ
カエデ科 イロハカエデ
ウコギ科 カクレミノ
ウコギ科 ヤツデ
ブナ科 コナラ
トチノキ科 トチノキ

こんな感じで、短い時間でかなりの種類の植物を観察することができました。
また山を外側から見ると木の種類によって葉の色が違い、シイの花が咲いているところは黄色くなっているのでかなりカラフルになっていました。
山に入ったときには、シイの花のにおいがすごくわかりやすかったです。

春の植物観察 (鴨川)

今日は鴨川で植物採取をしました。
天気がよかったので、とても暑かったです。

見つけた植物
・オオバコ科 ヘラオオバコ
アブラナ科 セイヨウカラシナ
・シソ科 マルバハッカ
・シソ科 ヒメオドリコソウ
マメ科 カラスノエンドウ
マメ科 ムラサキツメクサ
マメ科 コウマゴヤ
ゴマノハグサ科 オオイヌノフグリ
カタバミ科 カタバミ
ナデシコ科 ハコベ
ナデシコ科 オランダミミナグサ
・キク科 セイヨウタンポポ
オミナエシ科 ノヂシャ
ユリ科 ノビル

でした。

コイやセキレイ(先生はセグロセキレイと言っていた気がする)などの動物もいました。
秋にも鴨川には行きましたが、春のほうが明るい花が多く虫もたくさんいてきれいでした。

骨格標本

今日は雨だったので予定を変更して、学校にある骨格標本を見ました。
ゴリラ、サル、チンパンジーなどの人に近い生物の骨やキツネ、タヌキ、クマなどの骨
猿人・原人など人類の祖先の骨や、本物の現代人の骨も見ました。
骨格で見ると、どういう風に体を支えたり動かしたりしているのかがわかりやすくて面白かったです。
また、キツネとタヌキとイヌとクマが仲間だというのも骨格を見ると納得できました。

人間の骨は他の動物とは違う特徴をたくさん持っていて、やはり直立二足歩行ができるようになるにはそれなりに特別な進化をしなければならなかったのだと思いました。